板金塗装業が少なくなった訳

ここ最近、昔ながらの板金屋さんというものがかなり減ったような気がします。

自分が知っている限りでも3件ぐらい店を閉めてしまったところがあるくらいで、板金塗装業は全体的に縮小傾向にあるようです。

それもそのはず、最近の車は樹脂パーツをたくさん使っており、板金屋さんのテル幕がなくなってきているのです。

例えばバンパー、最近の車は全てバンパーとなる金属部分を隠して、その外側にデザイン性に富んだ樹脂バンパーを被せるという方法で作られているのです。

最近では樹脂パーツをパテ埋めするという作業も行っているようですが、儲けはあまり多くはありません。

板金の対象になるボディパネルも最近では単価が安くなり、時間をかけて同じくらいの費用が掛かってしまうのであれば新しいボディパネルに交換してしまった方がきれいに仕上がるということもあるのです。

更に大きいのが、熟練した板金工が次々にリタイアしてしまっていることなのです。

いくら機械が発達して特別な技術がなくてもそれなりに仕上げられるようになったとはいえ、最終的にきれいに仕上げるのはやはり板金工の腕ですし、いっぱしの板金工を育てるのにはそれなりの年月と経験が必要で、数年その仕事に就いたからといって、その技術を簡単に身につけるということは無理なのです。

結果的にきちっとした仕事ができないということで店を閉める板金屋さんが多くなってきているのですが、それに代わって増えてきているのがチェーン展開している自動車修理専門店なのです。