板金で修理か交換か

自動車というものは基本的な骨格にボディパネルというハリボテをボルトでくっつけた形で作られています。

それによってたとえばフロントフェンダーに大きなへこみができてしまったなどという時はその部分だけを交換してしまえば、新車の時と全く同じ状態に回復されることができるのです。

しかし、それがフェンダーパネルではなく、ドアパネルやルーフなどといった時はどうでしょう。

ドアパネルはドア全体と一体化されているものほとんどで交換するには大きなドア一枚をすべて交換しなければならないのです。

サイドウィンドウやパワーウィンドウ装置なども取り外し新しいものに付け替えるということも必要でその工賃だけでもかなりのお金が必要になります。

ルーフの場合もそうです。

河川敷に止めておいたら野球のボールが飛んできてルーフに大きなへこみができてしまったなどという時もルーフ自体はボディの溶接や強力な接着剤で付けられていることが多く、それを取り外して交換するということはかなり大規模な修理となります。

こういった場合は板金修理に頼ることになるのですが、交換が簡単な部分ではどちらがいいのでしょうか。

それははっきり言って傷の規模の問題です。

損傷がパネルのほとんど占める状態では交換が最適な修理方法だと思います。

しかし、ボディパネルを取り外しますので、「修復歴有り」というレッテルを張られることになります。

逆に一部分だけの修復で済むのであれば板金の方がよいでしょう。

それくらいの板金作業であればパネル一枚を買うよりも安く済みますし、修復歴も付きません。

ディーラーに持ち込むとすぐに交換を勧められますが、結論を出す前に板金屋さんでどうしたらいいか相談した方がいいかもしれません。